2008/09/02 (火) 短歌 17

吸い終わる前にかしてね

そのたばこ

返事のかわりにもみ消したいの

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果たして返事はYESだったのか、NOだったのか。

2008/09/01 (月) 短歌 16

好きなのに

素直になれず

二年半リスクを背負って

一方通行

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一方通行好きなんです。

恋したらあとには戻れないよね。

2008/08/31 (日) 短歌 15

絶対にTELをかけない

意地を張り

弱い自分がつらい自分が

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10年以上前に書いた短歌だけど、今でも天の邪鬼な所直ってない気がする・・・。

2008/08/30 (土) 短歌 14

思いきり泣きたいけれど

思いきり泣かせてくれないアイツがにくい

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辛すぎて泣くことも出来ないんです。

2008/08/29 (金) 短歌 13

酔い潰れ

私のそばで寝た朝は

ひざまくらさえ忘れて帰る

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一晩中ひざまくらしてたのに、あっさり帰られると寂しいよね。

2008/08/28 (木) 短歌 12

強すぎて

愛じゃ切れないことを知り

男の友情という名のチェーン

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男と男の友情には勝てません・・・。

2008/08/24 (日) 短歌 11

君が着た我を包んだセーターに

我の手編みが負かそうとする

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白いセーターを着たあなたに抱きしめられた。

次は手編みのセーターで・・・。

でも編みかけのままで終わった。

2008/08/23 (土) 短歌 10

Gジャンを着ればお揃いになるはずが

今日に限ってスーツのあなた

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いつもGジャンじゃない・・・。

お見合いでもしてきたの?

2008/07/29 (火) 短歌 9

君と我

間に心のガラス張り

その上メガネを買おうというの

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ガラスは二重になるね。

2008/07/28 (月) 短歌 8

10年という年の差

気にする君がいて

愛のバトンを渡せぬリレー

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何かっていうと「10違うんだもんなー」って云う。

2008/07/26 (土) 短歌 7

『こいつはね君のことが好きなんだ』

あなたは私を今傷つけた

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こんな一言も守さんは忘れちゃってたんだろうなー。
実際かつぼーはあたしの事なんてなんとも思ってなかったようです。

2008/07/13 (日) 短歌 6

あと三歩

もうあと一歩で君の家

一歩も出さずに百歩かけ去る

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守さんちは近所のガソリンスタンドでした。
１歩踏み出せば逢えるのに、それができずにまわれ右してました。

2008/07/08 (火) 短歌 5

九時ジャスト

土曜の朝の中に消え

『おやすみなさい』と口をすべらす

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酔っぱらってダウンして、朝帰りの守さんでした。
店のシャッターを上げる音が今でも耳に残ってます。

2008/06/30 (月) 短歌 4

耳かきをやってと

頭をひざにのせ

これじゃ耳かき取りに行けない

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それより酔っ払いに耳かきって危ない気がするんですが。

2008/06/28 (土) 短歌 3

飲みすぎて

大きな子供が横になる

行かないでと吾の足首つかみ

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お水を持ってきてあげようとしたけど動けなくなりました。

2008/06/28 (土) 短歌 2

酔っている君に約束ムダな事

気づいて欲しい

ポケットのメモ

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酔っ払いの守さんに口約束したって覚えてるわけないし。
ポケットにメモを書いて入れておいたけど、結局それも気付いてもらえなかったね。

2008/06/27 (金) 短歌 1

ため息を

器用に数える君がいて

三回目だねオレ六回目

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飲みながら無意識に溜息をついていると、右隣のかつぼーが溜息を数え始めます。
溜息の原因は左隣の守さんでした。