あいつがトラブル

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あいつがトラブル（-とらぶる）は、キティ・フィルムが製作した刑事ドラマ。

1989年12月2日から1990年3月24日まで、フジテレビ系で土曜日夜8時から1時間枠で放映。全15回。

* 南野陽子がデビュー以来の長髪をこのドラマの役のためにバッサリ切り、ショートカットにして話題を掴んだ。しかし、本人は迷いがあったらしく、結構似合っていたのにもかかわらず、歌番組や自身のラジオ番組で後悔の念を吐露していた。結局、本作品を撮影中にそのショートカットを維持することなく伸ばしたが、2005年5月から7月に毎日放送製作で放映されたドラマ30「ヤ・ク・ソ・ク」主演に際して、再びショートヘアにした。
* 織田裕二は年明けからTBSで放映された中山美穂主演のドラマ「卒業」と掛け持ち出演。そのため、後半は出演場面が少なくなってしまった。
* 萩原健一は眼鏡をかけた管理職としての刑事という、それまで刑事ドラマではあまり見られなかった役柄を演じた。この番組の路線が後の「踊る大捜査線」（企画段階では「サラリーマン刑事」という名だったらしい）につながっていると、織田裕二が語っている。
* 宍戸錠の子・宍戸開にとっては本格的テレビドラマデビュー作となった。
* うじきつよしは、後半第9話からの登場。当時、萩原と共演することが多かった。
* ゲスト（犯人）キャラとして、まだ有名になる前の内藤剛志、今井雅之、宇梶剛士、豊川悦司などが出演している。
* エンディングテーマには、久保田利伸の「Ｍｏｖｉｎｇ　Ｔｅｒｇｅｔ」が使用されていた。

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