７、星 【ほし】

明るすぎる部屋を出て
夜空を見上げた
でも
すぐには星は見えない

首に痛みを感じつつ
それでも夜空を見上げていると
少しずつ
少しずつ
目が慣れてきて
少しずつ
少しずつ
視界に星が現れる

でも
すぐに
少しずつ
少しずつ
満天の星は滲み始め
少しずつ
少しずつ
涙が頬を伝ってゆく

全ての星が
あなたと同化し
全ての星が
あなたへと続く

あんなにもわたしの前で
キラキラと輝いているのに
輝く方へ手を伸ばしても
決して触れる事は無い

その輝きは
わたしだけのものじゃない…
その笑顔は
わたしだけのものじゃない…

その八重歯も
その指先も
立ち姿も
眼鏡も
髪も

わたしだけのものじゃない

たとえ
永遠に触れる事が出来なくても
星が煌めき続ける限り
ずっとずっと
見つめていたい

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誰だか分かるような書き方をしてしまってホント申し訳ない。
ドン引き覚悟で書いてみた。
でもちょい尻切れトンボ。
改良の余地あり。